気の迷いのはじまり

婚約者がいるにも関わらず好きな人ができてしまった。いわゆる気の迷いだ。その気のはけ口として日記を書いている。

好きになってしまった相手は職場の先輩で、僕よりも一回り以上年上の方だ。もともときれいな方だとは思っていたが、それ以上の気持ちは持っていなかった。何より彼女には旦那さんとお子さんがいる。旦那さんとはうまくいっていないようで別居されていると聞いているが、いずれにしても彼女にも僕にも相手がいる。だから一緒になりたいなんてことは毛頭考えていない。

そんな中、仕事の繁忙期に二人で残業する機会が多くなった。自然と雑談をしたり一緒に帰ったりする事が増えた。客観的に見れば単純に一緒にいる時間が増えたから仲良くなっただけだ。相手は一回り以上年上なのだから、なおさら僕のことなど気に留めてないだろう。

しかし、僕にとってはそうではなかった。

いつの間にか彼女のことを考える時間が日常になっていた。

彼女と一緒にいることが楽しく愛おしい時間になっていた。同時に彼女が他の誰かと喋っていると嫉妬じみた気持ちになるようになった。彼女に対して抱いたことのない独占欲のようなものが生まれてしまったのだろう。

婚約者のことはもちろん大切にしたいと思っている。だからこそ罪悪感につぶされそうなのだ。

当然僕がこんな状態なのは婚約者にとって最悪の事態なのだと思う。だからこそこの気の迷いは最初からなかったものとして消し去りたい。

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